奥鬼怒温泉紀行
2009.7.20
10時ころ道の駅を出発。
r249を少し走ってR121を右折。
新しいトンネルを抜けると五十里湖のきらめき
夏の日差しを浴びて木々の葉が輝いている。
r23を右折してすぐに葛老トンネル。
トンネルを抜けると八汐湖。
この湖は不思議な色で、エメラルドグリーン
すぐに川治ダム。
堰堤は高い
そのままr23を奥へ奥へと向かって走ってゆく。
奥鬼怒温泉まで30キロ
野尻付近から奥鬼怒方面を望む。
ここからは意外と淡々とした道で川俣湖手前まではほとんど平坦。
鬼怒川の流れを見ながらゆったりと走れる。
途中蛇王の滝など見どころも多い。
家康の湯への分岐を少し過ぎてから右手に旧道への入口がある。
そこを登っていくと断崖絶壁をゆく秘境ルートへと変わる。
この区間は1.5車線で狭いが、ほとんど車は通らない。
途中で見晴らし地点あり!
瀬戸合峡を見晴らせる。
秋は紅葉がすごそう。
川俣ダムを過ぎてから川俣の集落を過ぎる。
ここで12時位。
見落としてしまったが、途中に平家塚があるらしい。
この辺は平家落人伝説が残る土地なのです。
確かにこの山に押しつぶされそうな谷道を走っているとそんな伝説もまことしやかに思えてくる。
昔は本当に人の寄りつかない秘境だったのだろうなと感じながら走る。
川俣大橋を渡る。
森の中の一本道。
木々がステンドグラスのようにきれい。
木影も影絵のよう。
クネクネと走りつづけて40分くらい。
川俣温泉に到着。
そこからさらに20分ほど走ると女夫渕(めおとぶち)温泉に到着。ここに無料駐車場がありたくさんの車が駐車されていた。
ここから先の奥鬼怒林道は一般車通行止め。
車で来た場合、この先の奥鬼怒温泉に行くには温泉宿の送迎車に乗るか7キロの林道を歩くしかありませぬ。
林道入口のゲートを潜って小さな橋を渡る。
何か別世界への入口のようで不思議な感じがする。
林道の上りはじめ。
舗装はすぐに途切れダートになる。
いやー、ダートの上りは足を消耗しまするよ。
標高が高いせいか熱中症になるような暑さはない。
でも汗だく。。
しばらく登るとトンネルが現れた。
現代的な作りでとくに怖くない。
途中にすばらしいブナ林ある。
昔は日本中で見られた光景なのだろうなぁ・・
長い上りの後一度下って沢を巻いて上り返し、
ようやく上り詰める。
林道ゲートから7キロ弱。300mUPくらい。
ちなみに意外と交通量は多く、奥鬼怒温泉関係者の自家用車などと何台もすれ違った。
この辺りから谷底に何やら建物が見える。
奥鬼怒温泉だ!
一気にテンションが上がるが、あそこまで下ると、帰りは登らなくちゃいけないんだよな・・・と一瞬躊躇するが、気づいたら温泉目がけて下っていた。

奥鬼怒温泉には「八丁の湯」、「加仁の湯」、「日光沢温泉」、「手白沢温泉」などの温泉があるが、加仁の湯が最も近く、付近を探索する元気がなかったためそこに入った。
日帰りは500円で、15時まで可。
到着は14時。結構ギリギリだったなぁ。。
露天風呂に入って汗を流し、15時頃温泉を後にする。
そして来た道を汗だくになりながら登る。
温泉に入った意味はあまりなかったかも・・・
奥鬼怒温泉と最後の別れ。
このロケーション。
正真正銘の秘湯である。
下りは速い。
当たり前だが改めて実感した次第である。

さて、女夫渕に到着。
腹ぺこ(温泉に入って悪化)だったので左手の食堂でカレーライスを食べた。
閉店間際だったが気持ち良く対応してくれ、とてもおいしく頂いた。
このカレーが黄色いカレー粉を使用した昔ながらの懐かしカレーで、おいしかった。
下りは速い。
当たり前だが改めて実感した次第である。

写真は県道終点。
奥の方から降ってきた。
ちなみに左に行くと日光に抜けられます。
下りは速い。
当たり前だが改めて実感した次第である。
さてさて、そんなこんなでようやく八汐湖まで帰ってきた。
向かい風でかなりきつかったけどね。
あと、手前の田盛沢トンネルがイヤになっちゃうほど長かった。
今はほっと一息。
雨が降りませんように!
何とか雨が降り出す前に道の駅に到着。
中華丼を食べて、帰路に着いた。
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