ロード:LSD第3弾(いわき〜三春)
2010.4.24
先週末、冬眠から覚めて始動を開始した訳だが、今年はまだまだ寒い日が続いているので「2度寝」しないように4月の最後の週末に春のLSD第3弾を実行した。
ちょうど三春の滝桜が満開との情報があったので、コースはまずいわき市内の自宅から夏井川渓谷を遡って小野町へ行き、そして三春にで引き返して帰るというものにした。
自転車はロードで、計画距離は190キロくらい。

果たして走りきれるのか?!
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朝8時過ぎ出発。
自宅を出る前までは晴れていたのだが、25キロ走って平市街に着くころには空はすっかり雲に覆われてしまった。気温もそれほど高くなく、4月なのに冬用の発熱アンダーと長そでジャージといういでたち。
今年の春はとにかく寒い。
寒い寒いと言っている間にもう5月の連休は目前である。
平からR399に入り小川郷を過ぎて県道41号に入る。
夏井川渓谷では新緑にはまだ早いが、山桜が山のいたるところで花を咲かせていて枯れた山に色彩を与えている。
自宅から60キロくらいの路上にて。
時折太陽も顔を出し、元気をもらう。
まだまだ序盤なので踏み過ぎないようにしたいのだが、小野新町(標高500mくらい)まで緩やかに登っているうえ向かい風。以前走った時の感覚で漕いで行くとどうしても踏んでしまう。
今日も地味にゆっくり走る練習なので、我慢してスピードよりも心拍数を優先してトロトロ走って行く。
小野新町で県道65号に入る。
途中カツンカツンと何かが降ってきたと思ったらアラレであった。まさに青天の霹靂。それでもめげずに走り続けていくと天気が急速に回復し突然見事な枝垂れ桜が目に飛び込んできた。

名前は分からないが、三春近辺には有名無名の多くの枝垂れ桜が植えられているそうだ。

三春は近い。
さくら湖に着いた。ここで90キロくらい。

少し走ると車の渋滞の列が現れた。
すごい長さ。みんな滝桜を見に来て駐車場に入るのを待っている車だ。
自転車なのでその脇をスイスイと走って丘を登りきってふと横を見ると滝桜があった。
とにかくそのボリュームに圧倒される。
巨大な幹の中に大地のエネルギーをため込み、それが一気に花開いた感じである。

とにかく感動した。
後ろ髪を引かれる思いで滝桜を後にし、家路につく。
といってもあと90キロ以上ある。
少し急がねば・・
r54,r65r144と乗り継いでR49にでた。
ここから平田村まで延々とダラダラとした登り。
しかし、運が良いことに順風で斜度が緩いところではスイスイと走れた。
平田村といえば、昨年2009年に芝桜を見たところである。
芝桜が植えられる蓬田岳山腹を見たが、さすがにまだのようだった。
そこから10キロ走って、R49からR349に右折。
6キロほど走って平田村と古殿町境の小さな峠に到着(写真)。
ここまでくればあとは基本的に下りなので、一安心。
ここで142キロくらい。
古殿町まで一気に下って、r14御斉所街道をこれまたピューっと下って遠野まで来た。ここまでくればほとんど帰ってきたようなもの。

17時半前に無事に家に着いた。
家の近くを10キロほどクールダウンして本日の走行は終了。
メーターを見ると距離はちょうど200キロだった。